日本整形外科学会認定専門医として、整形外科が取り扱う疾患について幅広い診療を行ってまいります。
整形外科の多くの患者さまが、痛みでお困りになって病院を受診されます。
一般的な、投薬や理学療法(リハビリ)、関節内注射、ブロック注射だけでなく、超音波診断装置(エコー)を用いてピンポイントに筋膜や神経周囲に注射する、筋膜リリースやハイドロリリースなども取り入れることで、個々に最も適した治療を行うよう努めております。
また、エコーを診断に取り入れる事で、レントゲンでは診断のつけにくい、筋肉、神経、靭帯、腱などもしっかりと評価しております。レントゲンは問題ないから大丈夫ですと、安易に判断しないように心がけております。
また骨粗懸症に対しては、早期発見に努めることで骨折を予防すると共に、長年の大学病院での経験を活かして、最新の治療を行ってまいります。
もうひとつの整形外科の疾患として、骨折などの外傷があげられますが、こちらも救急病院での勤務歴を生かし、適切に治療してまいります。


※休診日は
木曜・土曜午後・
日曜・祝日
※午前の診察の受付は11時30分までとなります。リハビリ、注射、投薬は12時までの受付です。
(木曜日の休診日は、千葉西総合病院(松戸市)で、診察と手術を行っております。)

以下のような症状でお困りではありませんか?お気軽にご相談ください。


・超音波骨折治療器
非常に出力の低い超音波をパルス状(断続的)に照射することで、骨折部の治癒を促進するという新しい技術です。 新鮮骨折の癒合日数が40%近く短縮するといわれています。
 








・骨密度測定装置(DCS-900FX)
腰椎と大腿骨で測定するDEXA法というものです。
現在、腰椎と大腿骨のDEXA法が最も信頼の高い骨量測定法であり、日本骨粗鬆症ガイドラインや診断基準(2011年版)でも推奨されております。
放射線の被爆量が少ないという利点もあります。

・超音波診断装置(エコー)
レントゲンでは診断をつけにくい、筋肉、神経、靭帯、腱 などの評価に適しております。 画像をみながら、ピンポイントに、筋膜や神経周囲に注射(ハイドロリリース、筋膜リリースなど)を施行することも可能です。 放射線被爆の心配もありません。
 


・サイレントマニュピレーション(非観血的関節受動術)
五十肩や肩関節周囲炎などで硬くなった肩関節(凍結肩)に対して、エコーを用いて麻酔をした上で、拘縮した関節包を愛護的に破断して、動きを回復させる治療法です。

>詳しくはこちら




・AKA療法
慢性的な腰痛や骨盤の痛みの原因として、仙腸関節の障害によって起こるものも少なくありません。これに対して、仙腸関節に徒手的に動きを与えることで、同部の運動を正常化させて痛みをとる治療法です。
 
・体外衝撃波治療
腎臓結石などを破壊する際に用いられていたものを、整形外科用に出力を抑えたものです。
痛みを誘発している神経や変性した組織を、衝撃波によって一度破壊することで、正常な組織の再生を促し、除痛効果をもたらすと言われております。
肘外側上顆炎(テニス肘)、足底腱膜炎、アキレス腱炎、ばね指、石灰沈着性腱板炎などに効果が期待できます。

・血圧脈波検査装置 VaSera(バセラ)
CAVI(血管の硬さ)、ABI(動脈の詰まり具合)、血管年齢などが調べられます。
血圧計を四肢に巻いて調べる装置ですので、患者様への負担も大きくありません。
 

・プロロテラピー(Prolotherapy)
刺激物を注射する事で炎症を惹起させ、その後に生じる組織修復や成長因子の活性化を促す治療法です。一般的には高濃度のブドウ糖を注射します。
海外では一般的に使用されている治療法で、テニス肘や足底筋膜炎などに効果が期待できます。
ステロイドを使用しないため、ステロイド使用によるリスクの心配もございません。
また、PRP療法とは異なり、保険内での治療になりますので、通常の注射とほぼ同じ治療費です。

・もやもや血管治療
炎症部位に修復の過程で増生した異常新生血管のことを、通称"もやもや血管"と呼びます。血管周囲には病的な神経も増殖するため、これが長引く痛みの原因となる事が多々あります。
これに対して、動脈内に血管塞栓物質を注射して異常血管を減らすことにより、疼痛の緩和を目指す治療法です。
詳しくはこちら